

種光源から放射される光が、どのように空間に分布するかを「配光」といいます。 具体的には、光の強さや方向がどのように広がるか、または照明器具やレンズを通じて光がどのように配分されるかを示します。
配光設計に関しては、設計から生み出される製品が、製品として製造可能か、設計の意図を満たす機能が製品に現れるかなど、非常に細かな検討が必要となります。
そのため、根津製作所では、設計図をもとに配光予測をし、成形性診断を行い、製品としての実現可否を判断します。 また、コスト性のよい製品に近づける検討を初期段階から行います。
例えば、反射鏡の場合、歪まないように(ひけのないように)するためには様々な工夫が必要です。試作品を問題なく作成した場合でも、量産の工程で課題を突きつけられる場面が多々あります。クオリティの高い量産品の製造に向けて、お客様とは入念な検討・確認を重ねながら進めております。
設計業務:
- 製品(部品)設計
- レンズ・リフレクターの配光設計
- 金型設計
- 治工具設計
主なお取引先:トキコーポレーション株式会社様